『宇宙よりも遠い場所』2期はある？最新の公式情報と噂まとめ

2018年に放送されたオリジナルアニメ『宇宙よりも遠い場所』（通称「よりもい」）。南極を目指す女子高生たちの青春を描いたこの作品は、国内外で高い評価を受けましたよね。感動的なストーリーとキャラクターの魅力に心を掴まれた人も多いと思います。

私もその一人です。だからこそ、「第2期はあるのかな？」と気になっている人、きっと多いですよね。

この記事では、第1期放送終了から2025年11月現在までに判明している“続編の動き”をしっかり整理していきます。公式発表があるのかどうか、制作スタッフや声優さんのコメント、ファンの間で広がっている噂などもあわせて紹介します。

さらに、「再放送」や「聖地巡礼」など、関連の盛り上がりについても触れながら、『よりもい』という作品が今どんな位置にあるのかを一緒に見ていきましょう。

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『宇宙よりも遠い場所』公式発表はあった？第2期制作はあるのか？

『宇宙よりも遠い場所』の第2期、公式から発表はあったのでしょうか？

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続編はまだ来ない。それでもファンが第2期を待ち続ける理由

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結論から言うと――2025年11月現在、続編の公式発表は一切ありません。第1期（全13話）が終わってから、新作エピソードや映画化などの情報も出ていません。

第1期はアニメ制作会社マッドハウス（MADHOUSE）が手掛け、監督はいしづかあつこさん、脚本・シリーズ構成は花田十輝さんという実力派コンビでした。

原作のない完全オリジナル作品で、放送前から「1クールで物語を完結させる」

という構成で作られていたんです。だからこそ、物語は13話できれいに終わっており、もともと“続編ありき”ではなかったのがポイントなんですよね。

とはいえ、監督が「続編」をまったく意識していなかったわけではありません。いしづか監督は放送終了後に、

「南極という“宇宙よりも遠い場所”に辿り着いた私は、また新しい地図を広げて次なる世界の果てを探しました」

とコメントしています。

この発言、ちょっとワクワクしませんか？ ファンの間では「次の冒険を描くつもりなのでは？」と話題になりました。

でも、これはあくまで“創作意欲”の話であって、『宇宙よりも遠い場所』第2期の計画を示したわけではありません。実際、いしづか監督はその後、2022年に映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』を制作しました。アイスランドを舞台に少年たちの冒険を描いたこの映画は、“南極の次なる果て”を別の形で表現したようにも感じられます。

制作会社マッドハウスは、『オーバーロード』『ちはやふる』など数々の人気シリーズで続編を制作してきた実績があります。ですので、会社として「続編が作れない」という事情はありません。

問題はむしろ“作品の性質”にあります。『宇宙よりも遠い場所』は原作のないオリジナル作品で、物語がきっちり完結している。だからこそ、続編を作る理由が見出しにくいんです。

脚本の花田十輝さんも他作品で多忙を極めており、『よりもい』続編に関する新しい動きは見られません。キャスト陣（声優の水瀬いのりさん、花澤香菜さんなど）も、公式の場では続編に関してコメントしていないようです。

つまり現状、公式発表もなし、スタッフの動きもなし。でも「それでも待ってる！」というファンの声が止まらないのも事実なんですよね。

第1期の人気と評価から第2期政策の可能性を検証

『宇宙よりも遠い場所』第1期の人気と評価の高さは、もう誰もが認めるところですよね。

その成功が「2期制作」にどんな影響を与えるのか？ ちょっと整理してみましょう。

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円盤売上と国内人気のすごさ

まず、円盤（Blu-ray/DVD）の売上から見ていきましょう。

『宇宙よりも遠い場所』（よりもい）は全4巻がリリースされ、第1巻だけで初週約7,000枚のヒット。その後も各巻平均8,000〜9,000枚ほどを記録し、2018年の年間売上ランキングでも上位に入りました。

当時、アニメ業界では「3,000枚売れれば成功」と言われていた時代なので、8,000枚超えってかなりすごい数字なんですよ。

しかも、Blu-rayだけじゃなくグッズやサントラの売れ行きも良く、口コミでも「神アニメ」と話題に。「2018年冬アニメのダークホース」「何年に一度の傑作」と絶賛され、放送後もどんどん後追いファンが増えていきました。

この国内人気が、今でも続編を望むファンの原動力になっているのは間違いないと思います。

批評家からの評価・受賞歴も多数

そして、一般ファンだけでなく批評家からもめちゃくちゃ高く評価されました。

たとえば2018年、あのニューヨーク・タイムズ紙が選ぶ「ベストTV番組（海外部門）」のトップ10に、日本アニメとして唯一ランクインしたんです。すごくないですか？

さらに文化庁メディア芸術祭では「審査委員会推薦作品」に選ばれ、AnimeJapanの人気投票でも上位常連。今でも“好きなオリジナルアニメランキング”では名前が挙がるほど、評価が色褪せていません。

これだけ評価が高ければ、制作委員会が「もう一度やってみよう」と考えても不思議じゃないですよね。

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海外での人気も高い！

『よりもい』は海外でも大人気です。英語タイトル “A Place Further than the Universe” で親しまれ、海外アニメサイトでも高得点の常連。

「青春の美しさをここまで描いた日本アニメは珍しい」といったレビューも多く、Crunchyrollのアニメアワードでは主要部門にノミネートされたこともありました。

最近はNetflixやAmazonが人気作品の続編を出資して作るケースも増えています。

『宇宙よりも遠い場所』のように“世界で愛される作品”なら、そういった形で復活する可能性もゼロじゃないかもしれません。

それでも続編が難しい理由

ただし、現実的にはやっぱりハードルは高いです。最大の理由は「物語の完結度」。

『よりもい』は13話できれいに終わっていて、これ以上語る必要がないほど完成されているんですよね。

視聴者の満足度が高い作品ほど、制作側も「ここで終わらせよう」と判断することが多いんです。いわば、“伝説として残すか、それとも続けて冒険するか”の選択。

さらに、制作にはお金の問題もあります。『よりもい』は複数の企業が出資する“製作委員会方式”で作られた作品。仮に続編をやるにしても、誰がどれだけ出資するのか、収益が見込めるのかというビジネス的な壁があります。

円盤売上はすごかったですが、今は配信や海外展開の収益も重要視される時代。数字だけで「2期決定！」とはならないんですよね。

総合的に見ると、『よりもい』は続編を作るだけの人気と評価を十分に持っているけれど、“完結型オリジナル作品”という特性が壁になっている――というのが現実です。

ファンとしては「こんなに愛されてるのになんで！」とモヤモヤしますが、作品の性格上、慎重にならざるを得ないのかもしれません。

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続編制作の噂とファンの声

SNSやネット掲示板では『よりもい2期』の話題が定期的に浮上しています。とはいえ、信憑性のあるリーク情報や進行中の制作話は確認されていません。

でも、ファンの間ではいろんな憶測や願望が飛び交っています。

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「続編は難しいかも？」という慎重派の声

作品があまりにもきれいに終わったから、「無理に続編を作らなくてもいいんじゃない？」という意見も多いです。

「下手に続編を作って第1期の感動を壊したくない」という声もよく見かけますね。

第13話のラストに出てきたメッセージ「きっとまた旅に出る」は、4人がそれぞれ新しい夢に向かって歩き出すことを意味していて、「続編の伏線ではない」と解釈する人もいます。

“余韻を大切にしたい”というファンの気持ち、わかりますよね。

「それでも2期が見たい！」という熱烈派の声

一方で、「よりもい2期まだですか？」「ずっと待ってます！」とSNSでつぶやくファンもたくさんいます。

再放送やニュースが出るたびにトレンド入りするほど、熱量は衰えていません。

たとえば2024年にNHKで再放送が決まったときや、2023年に舞台化が発表されたときも、「これは新作フラグでは!?」と盛り上がっていました。

Yahoo!知恵袋などでも「2期はまだですか？」という質問が何度も投稿され、「発表はないけど期待してる！」という声が並んでいます。

「1期の余韻を大切にしたい」「ぜひ2期を見てみたい」どちらの気持ちもよくわかります！

ファンが考える“もしも続編があったら”案

中でも人気なのは「北極編」構想。

南極を目指した第1期に対して、次は北極を舞台に――というアイデアです。中には、「今度はめぐっちゃん（高橋めぐみ）が主役になって北極に挑戦する物語」なんて案もあります。

また、「大学生になったキマリたち4人の再会と新たな旅が見たい！」という声も多いです。場所は南米や宇宙など、“別の遠い場所”を目指す……そんな妄想を語るファンもいます。

一方で、「新しいキャラで第2の『よりもい』を描くのもアリでは？」という意見もありますが、やっぱり多くの人にとってはキマリたち4人こそ『よりもい』の心臓部分。続編を作るなら、この4人の物語であってほしい、という声が圧倒的多数です。

とはいえ、今のところそうした話はあくまで“ファンの夢”。SNSで「よりもい2期決定!?」と出回った情報も、ソースのないデマやエイプリルフールのネタでした。

つまり、公式な進展はなし。でもファンの熱は消えていない。これが今のリアルな状況です。

『宇宙よりも遠い場所』第2期はある？：再放送・舞台化など最新情報

「続編がなくても、作品の話題はずっと続いている」――これが『よりもい』のすごいところです。

アニメ放送後も、いろんな形で再び注目を集めています。いくつか紹介しますね。

再放送・舞台化など最新の動き

では、再放送・舞台化・コラボ企画など、放送終了後も話題を生み続けている最新の動きをわかりやすく紹介しますね。

作品がなぜ今も愛され、注目され続けているのか――その理由が見えてきますよ。

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NHKでの再放送（2024年）

2024年1月〜3月にかけて、NHK Eテレで『宇宙よりも遠い場所』全13話が再放送されました。

NHKで放送されるアニメって、それだけで大きな注目を集めますよね。

再放送決定のニュースが出たとき、SNSでは「ついにNHKでよりもい!?」「これは2期フラグ!?」と大盛り上がり。放送後も「初見だったけど泣いた」「何年経っても名作」と感想が相次ぎました。

結果的に新作発表はありませんでしたが、再放送を通して新しいファンが増えたのは確か。

「また注目されてる」っていうのが嬉しいですよね。

地元・群馬のファンが自腹で応援！

群馬県館林市（キマリの地元のモデル）では、地元ファンがとにかく熱いんです。

2021年に群馬テレビで放送されたとき、なんと地元の有志ファンたちがスポンサー枠を購入して、自費で応援CMを流したんですよ！

「聖地・館林から応援します！」というメッセージCMが流れたときは、全国ニュースにもなりました。

ここまで愛される作品、なかなかないですよね。

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舞台化も実現！（2023年）

2023年5月には、なんと『よりもい』が2.5次元舞台として上演されました。渋谷の劇場で若手女優さんたちがキマリたちを演じ、舞台ならではの演出で南極の旅を再現。

アニメのスタッフは直接関わっていませんが、脚本・演出チームが作品の雰囲気を丁寧に再現していて、ファンからも「舞台でも泣いた」「生で見られて感動した」と好評でした。

放送から5年以上たっての舞台化って、それだけ人気が続いている証拠ですよね。

Blu-ray BOX発売やコラボ企画も！

2021年3月にはBlu-ray BOXが発売され、絵コンテ集や新録特典が付いた豪華版として話題に。

2022年には山梨県立博物館で南極探検をテーマにした企画展とコラボしたり、“アニメ聖地88”でも館林市が6年連続で選出され続けています。

公式Twitterも定期的に投稿を続けていて、ファンとの交流も活発。

投稿のたびに「やっぱりよりもい最高！」という声と一緒に、「で、2期は…？」というコメントが並ぶのも恒例になっています（笑）。

こうして見ると、『よりもい』は再放送・舞台・イベント・コラボと、今もずっと“動いている”作品なんです。これらが直接続編につながるわけではないけれど、作品への注目が途切れていない証拠でもあります。

この熱が続く限り、続編の可能性はいつだってゼロではないですよね。

聖地巡礼とファンコミュニティの現在

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『よりもい』を語る上で外せないのが聖地巡礼です。舞台となった群馬県館林市には、今でも多くのファンが訪れています。

館林駅やつつじが岡公園、茂林寺など、作中に登場した場所はそのまま現地で巡れるスポット。市もファンを歓迎していて、聖地マップの配布やコラボポスター掲示など、観光の一部として定着しています。

さらに、2021年にはキマリたち4人が「館林アニメアンバサダー」に就任。街ぐるみで『よりもい』を盛り上げています。聖地88にも毎年選ばれていて、もはや館林＝よりもいの街、と言っても過言じゃないですね。

一部のファンはさらにスケールが大きく、作中に登場したシンガポールやオーストラリア（フリーマントル）まで実際に旅する人も！

南極はさすがに難しいですが、南極観測船「しらせ」や国立極地研究所などを訪れるファンも多いんです。

“よりもいがきっかけで探検や科学に興味を持った”という声もよく聞きます。

SNSでは「館林に行ってきました！」「聖地ノートにメッセージ書いてきた！」といった投稿も今でも続いています。コロナ禍で一時減った巡礼も、最近はまた盛り返していて、現地の経済にも貢献しているようですよ。

こういうファン活動って、本当に作品の寿命を延ばしますよね。

地元もファンも笑顔になれる“幸せな循環”が生まれているのが、『よりもい』のすごいところだと思います。

「宇宙よりも遠い場所」 おすすめ視聴サイトを紹介

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南極を目指す少女たちの挑戦と友情を描いた感動作『宇宙よりも遠い場所』。そんな本作品を楽しめるおすすめの配信サイトを紹介します。

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観るたびに前向きな気持ちをもらえる名作ですので、まだご覧になったことない方はぜひ見てみてください！

おわりに：『宇宙よりも遠い場所』2期の可能性と期待

ここまで見てきたように――現状、『宇宙よりも遠い場所』第2期に関する公式発表はありません。

でも、作品を取り巻く熱量は今も全く冷めていません。むしろ時間が経つほど、作品の評価が高まっているように感じます。

第1期の完成度があまりにも高いため、続編を作るのは確かに難しいかもしれません。でも、「これだけ愛されているんだから、いつかまた何かあるかも」と期待したくなりますよね。

もし今後、続編や劇場版が作られるとしたら――舞台は北極？ それとも全く別の場所？
どんな形であっても、『よりもい』が描いてきた“友情”“冒険”“旅立ち”というテーマは、
これからもきっと心を打ち続けるはずです。

今でも多くのファンたちがそれぞれの形で『よりもい』を楽しんでいます。再放送で涙した人、Blu-rayを何度も見返す人、聖地巡礼で作品の空気を感じる人…。

その一人ひとりの想いが、いつか新しい旅のきっかけになるのかもしれません。

「宇宙よりも遠い場所、続編決定！」――そんなニュースがいつか届く日を信じて。

それまでは、第1期という“青春の奇跡”を何度でも見返しながら、静かに待ちたいですね。

では、最後に『宇宙よりも遠い場所』第2期についての情報を整理してみます。